本文へスキップ
← ブログガイド

Model Context Protocol(MCP)とは?

AI エージェントが共通のインターフェースで外部ツールやデータに接続できるオープン標準、MCP を実践的に解説します。

·読了まで約 4 分

Model Context Protocol(MCP)は、AI エージェントと外部ツールやデータソースの通信方法を定めるオープン標準です。AI にとっての USB-C、つまり一つの接続方式で多くの機器につながる仕組みと考えるとわかりやすいでしょう。

MCP が重要な理由

MCP 以前は、エージェントの連携をそれぞれ個別に実装していました。ウェブ検索には専用の連携が必要で、データベースの問い合わせには別の連携が必要でした。提供元ごとに API 形式、認証、応答の構造が異なっていたためです。

MCP は、ツール提供元とエージェントフレームワークの双方が実装できる共通プロトコルを提供します。対応するエージェントなら、独自の接続コードを作らずに MCP 互換のツールにつなげます。

仕組み

MCP には三つの基本概念があります。

ツール

ツールはエージェントが呼び出せる関数です。名前、利用場面を示す説明、引数を定義する JSON Schema を持ちます。

{
  "name": "search_web",
  "description": "Search the web for current information",
  "inputSchema": {
    "type": "object",
    "properties": {
      "query": { "type": "string" }
    },
    "required": ["query"]
  }
}

リソース

リソースは、ファイル、データベースのレコード、API 応答など、エージェントに公開できるデータです。判断の前に読み込み、コンテキストを整えられます。

プロンプト

プロンプトは、ツールを効果的に使うための事前に用意されたテンプレートです。提供元は、エージェントの動作を導くプロンプトをツールと一緒に提供できます。

始め方

多くの MCP ツールは、エージェントフレームワークから接続する独立サーバーとして提供されます。Claude Desktop の一般的な設定は次のとおりです。

{
  "mcpServers": {
    "browserbase": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "@browserbasehq/mcp-server"]
    }
  }
}

設定後は、エージェントがツールの関数を自動的に見つけて呼び出せます。

4agent にある MCP 対応ツール

カタログには MCP に標準対応するツールが数多くあります。閲覧ページで MCP 対応に絞り込むと、Claude、Cursor、Windsurf などからすぐに利用できるものを探せます。

B
Browserbase

AI エージェント向けのヘッドレスブラウザー基盤

E
E2B

AI エージェントがコードを実行するクラウドサンドボックス

今後の展開

MCP は進化を続けています。ストリーミング応答、認証の委任、複数段階のツール処理への対応が拡充されています。エコシステムの成長とともに、標準で MCP に対応するツールも増えるでしょう。

ヒント

4agent で MCP 対応ツールを一覧し、自分のエージェントに合う連携を探しましょう。

情報源

mcpagentsprotocolintegration